プリンターの印刷ジョブが削除できないときの解決方法 | 必見!3つのステップ

今日の電話相談は、プリンターの印刷ジョブがどうしても削除できず困っているという内容でした。
通常は一般的な解決方法で大丈夫なのですが、今回の事例はやっかいで普段はやらない最終手段でやっと解決しました。
リンターの印刷ジョブが削除できないときの解決の参考にしてみて下さい。
目次
■ 一般的な解決方法
プリンターで印刷しようとした際、印刷が開始されず、**「デバイスとプリンター」**の中の該当プリンターを確認すると、印刷ジョブがキューに溜まったままになっていることがあります。
通常、以下の手順で解決できます。
- 印刷ジョブをキャンセル
- 「デバイスとプリンター」→ 該当プリンターを開く
- キューに溜まったジョブを右クリックして「キャンセル」
- プリンターを一度オフにして再起動
- プリンターの電源を切り、数分待ってから再度電源を入れる
- PCを再起動
- PCを再起動すると、溜まったジョブがクリアされることがある
しかし、この方法でもジョブが消えない場合は、次の対処を行います。
■ 次のステップ:スプールフォルダー内のファイルを削除
「デバイスとプリンター」の画面からジョブが削除できない場合、Windowsのスプールフォルダー内に残っているデータを削除する方法があります。
手順
- スプールフォルダーの場所を開く
- 「エクスプローラー」を開く
C:\Windows\System32\spool\PRINTERS
に移動する
- フォルダー内のファイルを削除する
PRINTERS
フォルダー内のすべてのファイルを選択し削除
この場合、次の最終手段が必要です。
■ 最終手段:Print Spooler サービスを停止
Print Spooler(プリントスプーラー)は、印刷ジョブを管理するWindowsのサービスです。これを一時的に停止することで、スプールフォルダー内のファイルが削除できるようになります。
手順
- Print Spooler サービスを停止
- 「エクスプローラー」 → 「PC」を右クリック → 「管理」
- 「サービスとアプリケーション」 → 「サービス」を開く
- 「Print Spooler」 を探して右クリック → 「プロパティ」
- 「サービスの状態」 を「停止」にし、「適用」→「OK」をクリック
- スプールフォルダー内のファイルを削除
C:\Windows\System32\spool\PRINTERS
内のファイルを削除
- Print Spooler サービスを再開
- Print Spooler のプロパティを開き、「開始」をクリック
これで、印刷ジョブの詰まりが解消され、プリンターが正常に動作するはずです。
■ 予期せぬトラブルと対処法
上記の方法で対応している最中に、「Print Spooler」がハング(応答しない状態)し、以下のような問題が発生する場合があります。
ケース1:「Print Spooler」が開始中のまま固まる
対処方法
- 完全シャットダウンを行う
- 「スタート」→「電源」→ SHIFTキーを押しながら「シャットダウン」をクリック
- その後、通常通りPCを起動
- 再度Print Spoolerを停止して削除を試す
- Windowsを起動後、再び「Print Spooler」を「停止」にする
C:\Windows\System32\spool\PRINTERS
内のファイルを削除
ケース2:WordやOutlookが開かなくなる
プリントスプーラーが正常に動作しない影響で、WordやOutlookが起動しなくなることがあります。
この場合も、完全シャットダウン後に再起動することで解決することがあります。
追加の対策
- Print Spoolerの設定を「無効」にしていないか確認
- 「サービス」画面で、スタートアップの種類を「無効」にした場合は「自動」に戻しておく
■ まとめ
- 基本の対処 → 印刷キューを手動で削除
- 次のステップ → スプールフォルダーのファイルを削除
- 最終手段 → Print Spoolerを停止して削除し、再開
- 追加トラブルへの対処
- Print Spoolerがハングする → 完全シャットダウン
- WordやOutlookが開かない → 再起動+Print Spoolerを適切に設定
この手順を知っておくことで、プリンターの印刷トラブルをスムーズに解決できるようになります。