WordPressによるホームページ作成の手引き
■ホームページ作成の手引き
メニューと目次の作成
ホームページを作成する際には、まずメニューや目次を作成してください。
このメニューや目次は固定ページで作成し、これを反映させたメニューを作成します。
ホームページ作成の基本的な考え方
ホームページ作成は、建物を建てることに例にすくと理解しやすいです。
ここで注意は、「ドメイン」=「1つの建物」と考えるのではなく、「ドメインの取得」は、「ホームページという建物」を建てるための「敷地を借りることだ」ということです。
ホームページ作成の2つの方向
敷地にホームページを作成する、つまり建物を建てる場合、2つの方向があります。
1つは一軒家を建てて、そこに部屋を割り当てる、という考え方です。
もう1つは、敷地の中に複数の建物を建てる、という考え方です。
1つの建物を建てて部屋を分割する方法は、ドメインの配下にフォルダーを作成していく方法になります。
それに対して、1つの敷地に複数の建物を建てる方法は、サブドメインを作ってサブドメインごとに独立したホームページを作るという考え方になります。
基本構造としてのワードプレス
これが決まったら、建物が1つだろうが複数だろうが、とにかく1つの建物をどのような部屋割りで作るかということになります。これがスタートです。
そして、その建物の基本構造として「WordPress」を使います。
WordPressスタート時の注意点
WordPressでホームページを作成する場合、最低限スタート時にこれだけは絶対にやっていた方がいいという必須項目があります。
まず、ドメインの取得です。
ドメインは、取得時の費用(初回のみ)と、更新費用(年に1回)がかかります。
JPドメインだと年間3500円ぐらいですね。
それに対して、comやnetドメインだと1500円ぐらいで済みます。
この際に、日本語ドメインやお名前ドットコムなどで提案される目新しいドメイン名は、不便だったり更新費用が高くなりますので注意が必要です。
敷地の問題とHTTPS
次に敷地の問題ですが、これは、レンタルサーバーをどの会社にするか、という問題です。
ここで最も注意が必要なのは、https://というドメインの利用が無料でできるか、有料なのか、です。
https;//を利用できるサーバーとドメインを取得したら、つまり建物を建てる敷地を借りることができれば、いよいよホームページである家を建てることになります。
テーマの選定とパーマリンクの設定
家はWordPressで骨組みを作ります。
WordPressのスタート時に必ずしなければいけないことは、それは「テーマを選ぶ」ことです。
テーマが先にありきです。
次にテーマを選んだ後に何をするかといえば、パーマリンクの設定です。
パーマリンクは後で直すことになると大変なので、この内容を理解した上でどう設定するかを決めましょう。
ホームページ作成の流れ
ドメインが決まり、https;// のサーバーが決まり、テーマが決まり、パーマリンクを設定すれば、あとは「小さく始めて大きく育てる」という観点でホームページを作成していきます。
まず最初にすることはメニュー作りです。
メニューは、家造りでいうと、設計図にあたるものです。
メニューができたら固定ページを作ります。
これで建物の骨格と部屋割りができました。
あとは各部屋の装飾をしていけば完成です。
勉強会でのサポート
以上が、当社のWordPressの勉強会の基本的な流れです。
ホームページの作成で悩むのは「材料」の点ですが、材料はこちらで提供しますので、あとは手作業で流れ作業で建物を作っていくだけです。
未経験の「0」と経験済みの「1」は大きな違いです。
不完全でも一度作ってさえしまえばイメージができます。
理屈や難しいことは考えなくていいです。
とにかく言われた通りに理屈抜きで完成させてみましょう!
そして、一度完成させたら、それをもう一度分解してリセットし、再度やり直します。
最初に10の時間かかっていても、2回目は5の時間、3回目は3の時間・・・10回もやれば驚くほど手早くWordPressのサンプルページを作成できるようになります。