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メールができなくて困った

【インターネット部門】
ある事業所に、地方に住んでいた優秀な人材が入社することになって、引っ越しをしてきた、ということでした。

ところが、当分の間、今までの仕事先との間で重要なメールのやりとりをしなければならないのだけど、インターネット回線がなくて困っている、という相談を受けました。

インターネットが使えれば、リモートでやりとりをするのですが、この事例は、そのインターネット回線がなくて困っている、ということですので、早速、その方の家に訪問して、状況を確認させてもらいました。

当初は、ADSL回線でインターネットをしたいと考えていたようですが、そこは新興住宅街で、電話回線はメタル(銅線)ではなく、光回線でした。

そこで、いろいろ検討した結果、インターネットは光回線を使って、光電話にするのがいい、ということになり、開通の手配のお手伝いを一緒にしました。

ところが、光回線でインターネットを使えるようになるまでに2~3週間かかる、と言われ、その間のメールのやり取りをどうするか、が問題になりました。

万が一に備えて、私の無線のWi-Fiの機器は準備してきたので、まずは、それでインターネットは使えるようにしました。

しかし、別の方法があれば、そちらにしたい、と考えているときに、この件とは別に、メールで使用しているノートパソコンが不調で困っている、という話を聞きました。

そこで、ノートパソコンを先に見せてもらったところ、このパソコンは、モデムが内蔵しているタイプでした。

そこで、どうしたか、というと、固定回線がありましたので、昔ながらのピッポッパというダイヤルアップ方式でインターネットにつないで、メールのやり取りをできるように設定をしました。

その依頼者が緊急で必要だったのは、テキストでの文章のメールのやり取りをすることでしたので、アナログ式の電話回線でも十分に用が足りました。

そこで、光回線が開通するまで、この方法でインターネットでのメールを利用してもらいました。

以前、大手の会社の若いスタッフと話をしているときに、内蔵モデムは不要で無駄なものだ、と馬鹿にされたことがあります。

しかし、いざというときには、昔ながらの技術が、こうして危機を救ってくれるのです。

普通は、モデムを使ってのインターネットを使うことなど、思いつかないかもしれませんが、当社は、パソコン通信からスタートした会社なので、ある意味当たり前の発想なのです。

大手の会社に相談して、無理だと諦めてしまっていることでも、実は、できることもあるんだ、という事例でもあります。

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